こんにちは!
アキリーズ製作記その3、今回で組み立てを終わらせたいと思います。
砲塔の組み立て
前回砲尾の組み立てまで終わらせたので、ここから砲塔全体の組み立てに入ります。

砲塔装甲。
カクカクっとした形状はシャーマンシリーズと対照的でかっこいいですね。

内側に色々パーツを付けました。
砲弾ラック、銃、何かの収納箱や座席など。

反対側も。
細かいパーツが多くて面倒そうだなと思っていたのですが、案外あっさり済みました。

砲尾と合体。
砲耳部分はポリキャップ内蔵でガッチリ保持してくれます。

天板。
がらんどうの砲塔上面を申し訳程度に守ります。

裏側に主砲関連と思われるパーツを付け、

接着。
幌用のステーも付けました。

特徴的なカウンターウェイトは3パーツ構成。

ガッツリ合わせ目が出ますが、あえてこの分割にしたのは何か理由があるんでしょうね。

砲塔と合体。
シャキッとした形状でとてもかっこよいです。
今までこのカウンターウェイト(ダックビルと呼ぶそうです)はアキリーズ特有のものだと思っていたのですが、砲塔形状も含め、この部分はM10後期型から受け継いだ特徴なんですね。
M10は中期型と後期型で砲塔形状に結構違いがあり、タミヤM10、アキリーズとで作り比べてみるのも面白そうです。

主砲。
最近のタミヤキットらしく主砲は一体成型、マズルブレーキのみ左右貼り合わせで再現です。
砲身のパーティングラインはスポンジやすりで消しておきました。

リング状マズルブレーキ。
主砲の後座長を短くするための工夫だそうです。

防盾。
M10とは微妙に異なる形状で中々イカしてます。

一気に合体。
お~、かっこいいではないですか。


内部も見える範囲でしっかり再現してあるので安心ですね。
フィギュアの組み立て
続いてこのキットの目玉(?)、戦車兵の組み立てに移ります。
最近のタミヤキットはフィギュアにとても力を入れているみたいですが、このキットではどうでしょう。

操縦手。
2パーツ構成で上半身のみですが、恐ろしくリアルです。

操縦席にセット。
…もぐらたたきみたいですね。

続いて装填手。
大胆な分割で細部まで丁寧にモールドが入っています。
画像では入れ忘れましたが、ピストルのパーツもあります。


接着。
険しい表情で、少し緊張しているようなポーズです。
肩がキュッとすぼまっているのがいいですね。

砲手。
こちらも同じような分割。

接着。
装甲の縁に肘をかけ、何かに指を指しているポーズです。
足を曲げ、重心を片足に寄せていることで自然な人間らしさが出ていますね。

車長。
他2体とは腰辺りの分割線が多少異なっています。

接着。
双眼鏡を持ち、何やら見つめています。

砲手は装甲の縁に肘をかけるポーズでしたが、こちらは大胆に乗っかっちゃってます。
どのフィギュアも複雑な分割ながらピシッとかみ合う精度で全くストレスなく組めました。
また、服のつなぎ目などに合わせ目を持ってくることで目立ちにくいようにしてあり、強いこだわりを感じます。

砲塔にセット。
複雑なポーズな上にフィギュアとしては凝った分割でしたが、車両本体に吸い付くようにフィットします。
それぞれに人間らしい自然な動きが付けられていて、周囲の状況や乗員同士の会話を妄想してしまいますね。
M2重機関銃、その他パーツ
フィギュアも組み立て終わり、いよいよ終盤。
残りのパーツを組み立てます。

M2重機関銃。
アメリカ戦車ではお馴染みの機関銃ですが、アキリーズにも搭載されていたんですね。
古い金型の物とは比べ物にならないくらいクオリティが上がっています。

接着。
他メーカーの物と比べても見劣りしない出来なのではないでしょうか。

主に砲塔側面に取り付けられる積荷など。
スポンジやすりでパーティングラインを消しておきました。
付けるかどうかは好みで選べますが、布の表現がとてつもなくリアルなので、全部使っちゃおうと思います。

最後に、付け忘れていたサイドスカートです。

接着。
ここで気づいたのですが、サイドスカートを付けると起動輪が外せなくなってしまいますね。

反対側も接着。
こちらはアクセントとして、先端部を切り取りました。

フェンダーも合わせて切り取り。
仕上げで見栄えしてくれることに期待です。
組み立て完了!
そんなこんなで組み立て完了です。

他のイギリス戦車には無いスタイリッシュなデザインがイケてます。

フィギュアを乗せることにより、車両に命が吹き込まれたように感じられます。

タミヤの最新キット、とても楽しく組み立てることができました。
それでは今回はこの辺で。
次回、塗装に入ります。