こんにちは!
ARL44製作記その5、今回も塗装を進めていきます。
基本塗装も終わり、いよいよウェザリングに進められるかと思いきや、ここからが本番です。
気長にお付き合いくださいませ。
冬季迷彩

前回基本塗装、部分塗装まで済ませましたが、今回はここからさらに冬季迷彩を施していきます。

冬季迷彩もヘアスプレー技法で剥がし表現を行うので、まずは基本塗装と同じようにヘアスプレーを塗装しておきます。
ヘアスプレー技法の詳しい使い方は「ヘアスプレーを使ったチッピング技法のご紹介」をご覧ください。
ヘアスプレーを全体に塗り終えたところで、冬季迷彩を施していきます。

使用するのはタミヤアクリルホワイト。
これを水で希釈して塗装します。
塗膜がなるべく滑らかになるよう、あえてつや消しではなく光沢を選んでいます。

塗装しました。
剥がしやすさを考慮して、あえて少し下地が透けるくらいのくすんだ白色に抑えておきました。
実車では実戦にすら出られなかった分、模型では色々と妄想を盛り込みたいですよね。
冬季迷彩もその妄想のうちの一つです。
いい感じの塗装を冬季迷彩で隠してしまうのが少し惜しいですが、今回は冬季迷彩で行くと決めていたので気にせず進めます。
冬季迷彩剥がし
ここから冬季迷彩を剥がして、戦場での使用感を演出していきます。

水を含ませた筆でチマチマと。
今回は冬季迷彩が主役なのであまり剥がしすぎないようにしていますが、砲塔上面は乗員が踏みしだく箇所になるので少し激しめに剥がしています。
しかし、砲塔上面などの広い水平面は剥がしの塩梅が難しいですね。
ひっかき傷が付きづらい箇所なので点での表現が中心になり、センスが問われます。


全体もこんな感じで剥がしていきました。
気合いを入れて行った基本塗装のチッピングがほとんど見えなくなってしまい、少し惜しい気分です。
とはいえ、要所要所で傷が見える部分もあるので、やはり基本塗装のチッピングは押さえておくべき工程なのかなと思います。
剥がし表現完了

そんなこんなで冬季迷彩、剥がし終わりました。
余談ですが、ここまであえて「チッピング」ではなく「冬季迷彩の剥がし表現」と呼んでいるのは、これがチッピングなのかどうかよくわからないからです。
あまり呼び方にこだわる必要はないかもしれませんが、一応僕の中ではチッピングと冬季迷彩の剥がれ表現は区別することにします。
ガラッと雰囲気が変わってきましたね。
それでは今回はこの辺で。
次回、冬季迷彩にさらに手を加えます。お楽しみに。
最後まで閲覧していただきありがとうございます。
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