こんにちは!
ARL44製作記その6、今回は引き続き冬季迷彩の表現を行っていきます。
前回行った内容で終わりかと思いきや、ここからさらに冬季迷彩に深みを出していきます。
はてさて、どうなってしまうのでしょうか。
ウェザリングカラーでの表現

前回までの状態。
グリーンの塗装から一変、真っ白な迷彩を施しましたが、この状態ではどうも白色がくすんで見え、面白みに欠けます。

というわけで、ここからウェザリングカラーマルチホワイトを用いて冬季迷彩の白みを強くし、剥がれた箇所とのコントラストも出していきます。

まずは砲塔側面から。
今のところ、白なのか灰色なのかよく分からない色をしていて、冬季迷彩としては超絶微妙です。

そこに希釈したマルチホワイトを点々と置いていき、

溶剤をほんの少~し含ませた筆で叩いたり、伸ばしたりして色の強弱をつけていきます。

同じ作業を全体に施し、

こんな感じに。
…お、中々よさげではないですか。

そこからさらに雨だれを描いたりして、

最終的にはこうなりました。

ビフォー、

アフター。
概ね狙い通りの色味になってくれたのでオッケーです。
ちょっとひと手間加えるだけでも大分見違えたのではないでしょうか。

続いて足回りの装甲板です。


砲塔同様塗料を置いていき、

筆でシャシャッと流していきます。
この部分は泥や水をモロに被り、冬季迷彩がどんどん流されていくと思うので、そこを意識的に表現しています。
とはいえ、模型的見栄えも考慮して白色は強めに出しています。

途中経過ですが、とりあえずはこんな感じになっています。
いいですね~。
これぞ冬季迷彩、という雰囲気になってきました。

車体前面装甲も同様に。
凹凸の多い部分なので、スミの部分に白色を強く出してあげると、メリハリが付いて見応えがありますね。
そこからさらに塗料を垂らして、雨だれを作るのも効果的に見えます。

とりあえずはこんな感じです。
もう少し細部を詰めるかもしれませんが、大体はオッケーです。

フェンダー部分にもしっかりと冬季迷彩を施します。
凹凸のあるタイプのフェンダーなので、窪んだ部分に点々と白色を入れていきます。

なんだかアーティスティックになりました。
実際どうなるのかはわかりませんが、乗員が踏みしだいたら塗料が残るのは窪んだ部分だけになるだろうと考え、こういった表現になりました。
冬季迷彩の表現はまだまだ試行錯誤の連続ですが、今作では今のところ順調に進んでいるので一安心といったところです。
自分のイメージした仕上がりに近づけられてくると、自然とモチベーションは上がるものですね。
冬季迷彩、この調子でカッコよく仕上げちゃいます。
目指せ最高傑作。
それでは今回はこの辺で。
最後まで閲覧していただきありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
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