こんにちは!ARL44製作記その7、今回も冬季迷彩を弄っていきます。
ウェザリングカラーでの表現
前回同様、ウェザリングカラーマルチホワイトで冬季迷彩に表情を付けていきます。

こちらはエンジンデッキ。
隅の部分にマルチホワイトを濃い目で置いていきます。
調子を見ながら、乗員が踏みそうなところにも薄めたマルチホワイトをちょんちょんと置いてボカしたり。
全体的に見ると凹部と凸部で色味を大きく変え、コントラストを強めにしています。

前回ちょこっと弄ったフェンダー部分ですが、こちらも隅に濃い目のマルチホワイトを置いていきます。
フェンダーは乗員が特に踏みしだく部分なので、隅と凹部でホワイトを強く出し、逆に凸部にはホワイトを乗せない感じで進めています。

ただ、冬季迷彩が全部剥がれてしまっているとコントラストが付き過ぎてしまうので、箇所によって強弱を付けます。

フェンダーから少しはみ出た車体側面装甲板もしっかり冬季迷彩を施しておきます。
細かい部分は忘れないうちにしっかり塗っておくのが吉、です。

砲塔上部はすでに結構進んでいますが、こちらも車体同様隅から白色を広げるようにすると見栄えが良いですね。

置いて、


ぼかす。
ウェザリングでも多用する、油彩表現の基本的な動作です。

こちらは砲塔上部。
ヘアスプレーチッピングで残った冬季迷彩を土台にしつつ、ある程度ランダムにマルチホワイトを乗せ、

グリグリと筆を押し付けたり叩いたりしてぼかします。
ARL44の砲塔上部はほとんどディテールが無くザ・平面になっているのですが、冬季迷彩の表現はこういう部分が一番難しいです。

こんな感じになりました。
もっと剥がれ気味でもいいかもしれませんが、今回はこれで進めて行きます。

そんなこんなで冬季迷彩、結構仕上がってきました。
順調に冬の車両らしさが出てきていますね。
それでは今回はこの辺で。
最後まで閲覧していただきありがとうございます。
また来週。