こんにちは!ソミュアS35製作記その6、今回はOVMの塗り分けをして、いよいよウェザリングに移ります。
OVM塗装
ウェザリングの前に、最後の塗装工程を済ませておきます。

OVMの塗装はファレホを使っていきます。


スコップ類や、革のベルト、後部の布も塗り分けました。
ドイツ戦車程塗り分けは多くないのでサクッと終わりました。
ウェザリングで塗装が剥がれないようにガイアのツヤ消しクリヤーを吹いて終了です。
マーキング
マーキングはデフモデルのキット付属のデカールを使用してもいいのですが、シルバリングや劣化を考慮して、塗装で再現します。

ファインモールドのステンシルを使って塗装をしようとしたのですが、砲塔が角ばっていて使えなかったので、ステンシルをガイドにマスキングテープを切り抜いて使いました。


タミヤアクリルホワイトを水溶きで塗装しました。
微妙に歪んでいますがそれっぽいのでオッケーにします。
マーキング塗装の前にヘアースプレーを塗っておいたのでこれも少し剥がしておきます。
ウェザリング開始
マーキングを剥がし終えたので、ウェザリングの時に油彩の伸びをよくするため、ガイアの光沢クリヤを塗りました。

一応塗膜の保護という役割も兼ねています。
それではここからウェザリング開始です。

まずは埃表現から。
使っていくのはウェザリングカラーサンディウォッシュ。

塗料を置いては、

ぼかしていくの繰り返しです。

一旦の区切りとしてこんな感じに。
下から巻き上がる埃、上から流れ落ちる埃などを表現しています。
ここまでの工程をより詳細まで紹介している記事を書きましたので、是非こちらもご覧ください。→「ホコリ表現に最適な「ウェザリングカラーサンディウォッシュ」の使い方 その1」

足回りも同じくサンディウォッシュで汚していきます。
この車両の足回りは装甲板で囲っているタイプなので、履帯から落ちてくる泥の表現にも注力したいと思います。

サンディウォッシュを重力の流れに沿って縦に塗り、

筆で流すようにぼかし、ふき取っていきます。

これを数回繰り返して段々と色味を強くしていき、こんな感じに仕上がりました。
大分白くなってしまいましたが、この後の泥ウェザリングでトーンを落とす予定です。
それでは今回はこの辺で。