こんにちは!過去にしがみつかない、まんたです。
模型反省会と称したこのコーナーでは、僕の製作してきた作品を改めて見直し、「ここ失敗したなぁ」や「こうすればよかったなぁ」と感じたことを洗いざらい吐き出していきます。
誰でもない自分の作品なので、容赦なくボロクソに書こうと思います(笑)。覚悟しろ。自分。
第1回は16式機動戦闘車です。実はこの作品、僕が今まで作ってこなかった、初現用、初タイヤモノだったんですよね~。
結構奮発して色々とアフターパーツをそろえ、塗装、仕上げも結構意欲的なものになりました。
気合い入れて作りましたが、しっかり失敗しています。
それではどうぞ。
油彩の色味
1つ目は色味についてです。
結論から言いますと、大失敗しています。

最初の基本塗装はタミヤラッカーの自衛隊色を使用して2色迷彩にしました。
タミヤから新発売されたこの2色はかなり実車の雰囲気にそっくりに仕上げられるという優れモノなのですが、僕は実車の雰囲気よりもボックスアートのような、彩度高めでより深みのある塗装にしたかったんですよね。

そこで油彩、油絵具を用いて色調を変化させましたが、下地を殺し過ぎました。

最初に塗った実車そっくりな2色迷彩はもはや消え、完全に別の色になってしまいました。
色味的には僕の好みな感じにすることができたのですが、これの何がダメかといいますと、超面倒くさいです。
一度色味を大きく変えてしまうと、他の箇所も同じ様にそろえる必要があります。なので、小さなパーツから塗りにくいパーツまで、全て油彩を塗りこまなければならないのです。
最初に気づけばまあよかったのですが、止まりませんでしたね。
冬季迷彩と油彩
2つ目も色味についてなのですが、これは致命的な失敗でした。
2色迷彩の色味を大きく変えてしまったために、冬季迷彩を剥がした箇所も色味を変える必要があるのでは?と考えたんですよね。

そして同じく油絵具で、冬季迷彩が剥がれた個所の色調変化を行ったのですが、使用した緑色、これがかなり悪さをしてしまいまして。
そもそも、緑色の箇所と白色の箇所、この2つの全く違う色に同じ色でフィルターをかけても似通った色になるわけないんですよね。
それに気づかずどんどんやってしまい、途中で「あれ?おかしくね?」と思い始めたのです。

そう聞いてから見ると、めちゃくちゃ違和感ありません?

後部なんかもうすごいことになっています。あ~。
総評
とにかく今回の失敗はこの2つに尽きます。
いや~。大失敗してしまいましたね。
ただ、今回は悪い点だけを見るという趣旨で作品を評価してきました。
全体を通してみれば、失敗はたくさんしましたが成功したこともたくさんありました。
なので、総じていえば、概ね成功作かな、と思っています。
今回の反省をしっかりと胸に焼き付け、より良い作品が作れるように日々努力します。
今後もたまにこんな感じで完成品を批評していきますのでお楽しみに(?)。
最後まで閲覧していただきありがとうございます!
それではまたお会いしましょう!