こんにちは!ポルシェティーガー製作記パート12、今回はウェザリングの前に、履帯の黒染めと塗装を行います。
メタル履帯ではお馴染みの工程である黒染め、ちゃちゃっと済ませてしまいます。

酢漬け
黒染めの前に、酢と台所用の中性洗剤を混ぜて1晩浸しておきます。

比率は適当です。大体酢20に対し洗剤1くらいにしています。

酢の匂いが充満します。僕は一体何を作っているのだろうか。

1晩寝かせた後、水で洗浄し、しばらく乾燥させます。

乾燥させた状態です。ギラつきが無くなり、艶消しのような状態になりました。
こうすることで、より染まりやすくなります。
黒染め
それでは黒染めをしていきます。
使用した黒染め液はこちら。

アマゾンや楽天で購入できます。
なお、劇物ですので取り扱いには十分注意してください。
今回は10倍くらいの水で薄めてから使用しました。節約節約。
染まるのは意外と早いのでよく見ておいたほうが良いかもしれません。
なお、排水管が錆びるので、使用後の黒染め液は紙で吸わせるなどして捨てましょう。
ある程度黒くなってきたらさっと取り出し、電動ハブブラシで洗浄し、乾燥。
この時多少なりとも履帯から黒染め液が流れていきますが、多量の水道水で錆びる反応は止まるので問題ないです。

こんな感じに染まりました。
ちょっと染まり足りないですね。
上手くできれば真っ黒な綺麗な色になります。

使用する黒染め液や濃度にもよると思いますが、もう2、3度染め直せばもっといい色が出たでしょう。
今回は塗装するので気にせず行きます。
塗装
最後に、塗装をします。
本来なら黒染めをした後そのままウェザリングに入るのがお決まりのパターンですが、マスタークラブの履帯は側面のピンがレジン製なので、黒染め液に反応せず、成型色のままになっています。

ということで、少し面倒ですがエアブラシで塗装していきます。

使用したのはタミヤアクリルのレッドブラウン。特にこの色がいいというわけではなく、目についたので使っちゃいます。
黒染めで履帯の表面が荒れたことにより、塗料の食いつきが格段に良くなっています。

中々いい色になりましたね。
実車では履帯は塗装をしないので数日で錆びていくそうです。

予備履帯も同じように仕上げてみました。
予備履帯もプライマーすら塗らなかったりすることが多いので、よく錆びるでしょう。
そこそこの手間をかけてきたメタル履帯ですが、ここまで済ませてしまえば後は楽です。
それでは今回はこの辺で。
目次
- 「製作開始!」
- 「車体の組み立て」
- 「車体の組み立て2」
- 「OVMの組み立て」
- 「車体完成」
- 「砲塔の組み立て」
- 「履帯の組み立て」
- 「組み立て完了」
- 「塗装」
- 「チッピング」
- 「OVMの塗り分け、スミ入れ」
- 「履帯の黒染め、塗装」
- 「車体のウェザリング」
- 「完成!」
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